介護職はつらい仕事なのか
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状況は改善されてきている
人手不足のままでは効率ばかりが優先されるため、介護職の幸せを感じながら働くことはできないでしょう。そういった状況を打開するために厚生労働省では様々な取り組みを行っています。そのひとつが、人材の育成です。ネガティブなイメージが強いこともあり、介護職を希望する人の数はそれほど多くありません。まずはネガティブなイメージを払拭して介護職に興味を持ってもらおうと、文部科学省と提携して小学生から高校生を対象に介護職の魅力を伝える事業を行っています。
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テクノロジーの導入による変化
きつい仕事といわれている介護の仕事ですが、テクノロジーの導入によって状況は変わりつつあります。注目を集めているのが、介護ロボットやIoT技術、AI技術です。介護ロボットは移乗介助や移動支援、排泄支援、入浴支援などの場面で導入されており、IoT技術と組み合わせることで、転倒防止や徘徊対策にも役立っています。AIは送迎計画の最適化やコミュニケーション支援など、介護職の業務負担軽減にも貢献しています。
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ヘルパーズ・ハイとは?
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他の仕事にはない幸せがある
する側とされる側の幸せのリンク
介護職員の多くはヘルパーズ・ハイの状態で働いているため、ネガティブなイメージが強い仕事も前向きに取り組むことができています。ヘルパーズ・ハイは幸せを感じるオキシトシンとやる気を引き出すドーパミンが脳内で分泌され、多幸感を感じる状態のことです。
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